6月。
苺の旬は梅雨の真っ只中だ。
上旬の良いタイミングには傷みのないピチピチの果実が連なっている。
万田酵素をやったおかげか今年は生りがよい。
セロリのポット苗も植えて帰った。
数日後ふたたび訪れると、セロリは全滅していた。
ひ弱な苗は、雑草ではなく、乾燥に耐えられなかったようだ。
苗作りにもコツがあるのか・・・内心とても落ち込んだ。
道の駅でおまかせ定食を食べていると大山さんがアイス珈琲を差し入れてくれた。
帰ろうとしたとき、トイレの入り口にあるツバメの巣からヒナが一羽、地面に落ちていた。
戻してやろうにも少し高すぎる。
僕が這い上がって戻そうとすると、マルックはそれを止めた。
果樹園に戻って草を刈っていると、マルックはやっぱりツバメを助けようと言い出した。
だったらなぜ止めたんだという話になったが、帰りに寄ることにした。
作業中の顔面虫がすごかった。
道の駅に行くと、大山さんが入り口に立って、ツバメの巣を見上げていた。
どうやら戻してくれたようだ。よく落ちるんだと言った。
一安心して、マルックの家でジントニックを飲もうという話になった。
マルックはライム、レモン、各種トニックウォーターとジンを買ってきてくれた。
いろいろな組み合わせで飲み比べてみる。
ジントニック、その爽快感は、最も爽やかな炭酸飲料である三ツ屋サイダーやキリンレモンをはるかに凌ぐ。
どこまでも抵抗がなく、慣性に従って宇宙空間を流れるようだ。
ジンは冷凍したタンカレー10
トニックウォーターはシュウェップス
ライムは1/6カット
ステアは軽く
以上。
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