2013年07月31日

フマール農園 74. 茶番は終わりだ

7月。
C20120710ジャガイモの葉2.jpg
梅雨が明け、僕たちはジャガイモを掘った。
本来は梅雨前に穫るものらしいが、やんごとなき事情により延び延びになった。
そして畑は恐ろしい状態に。
C20120710こんなんで芋が掘れるか.jpg
雑草にまみれて、もはやどこに茎があるのかすら分からない。
まず草を刈ってから、鍬で掘り起こすと、小さなジャガイモがころころと出てきた。
植えた種芋と同じくらいの量じゃね?
来年は植え付け時期をもっと早めて、梅雨前に茎を見ながら収穫しようと話し合った。

今年一番の暑さで、水分補給も兼ねて近くのカフェへ。
木陰で食事をしていると、本当に気持ちのいい、初夏のお昼だった。
風が吹き抜け、5月のまばゆさとは違った力量感のある明るさが迫ってきた。
夏が来たのだ。
音楽の話から村下孝蔵それからマルックと踊り子の恋など、いろいろと会話がはずんだ。
カフェには若い親子連れが多く来ていて、幸せな時間を過ごしていた。
食後もふたたび作業を続け、なんとか4つの畝のすべてを掘り終えた。
C20120710牛肥.草.万田.科学1.jpg
収穫の結果は、意外にも草堆肥の畝が一番多かった。
他の倍の収量で、しかもきれいだった。理由は分らない。
写真は左から有機、草、万田酵素、科学。

そして僕は思った。
もう茶番は止めようと。
やりたいのは初めから「草堆肥」だけで、そしてそれはできるのだから。
・・・
posted by from_grassroots at 23:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする