春にあれほど蒔いたクローバーは1つも芽を出さず、かろうじてできたのは、“ウコン” “シソ” “里芋”だけ。
周りの人に話をすると、「そんなものは道端でも生える」と大笑いされた。
本来なら写真の1枚でも撮って、惨状だろうが何だろうが記録すべきだったが、それすらやる気が起きないほど先が見えなかった。
僕は何もかも知らなかった。
しかし、なぜか「知らないままやりたい」と思い、かつ結論を下すにはまだ早過ぎた。
「種を蒔きつづけよう」
畑の真ん中(6m×10m)には、こりもせずシードボールをばら蒔いた。
こしらえた畝には、“すじ蒔き”という普通のやり方を試してみた。
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