2010年06月30日

フマール農園 42. この道

C20090618畑.JPG C20090609雑草2.JPG
6月。
フマールの心は、湖底に沈む寺のようだった。
山も畑も当たり前のように柵が破られ、獣たちのレストランになっている。
(ひょっとすると去年よりも悪いかもしれない・・・)
日ごとに生い茂る畑では、赤と白のクローバーが満開だ。
一粒だけのイチゴ、虫に食べられたブロッコリーなど・・・まともに育つ野菜はない。
C20090609イチゴ1.JPG C20090625ブロッコリ.JPG
それでも足を運ぶのは、なにかしら小さな気付きがあるからだ。
植物たちはピークを少しずつずらして咲く。
アワダチソウやヨモギだけが他を征圧してしまうことはない。

麦を収穫した。弥生時代をまねて穂先だけを摘んだ。
手を掛ける気になれず、ぜんぶ来年の種籾に回すことにした。

C20090618山.JPG C20090618玉ウサギの下2.JPG
山ではクローバーが生え始めた。

C20080611この道.JPG
この道・・・先は見えない。

・・・
posted by from_grassroots at 23:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする