マルックと喧嘩からの仲直りをした話をしようと思ったが、あまりにしょうもないので止めにしよう。
そろそろ畑の話をまともにしないと可怪しいだろう。
プライベートがフル回転だった分だけ、畑がおざなりなっていたのは確かだ。
しかし、そうした中でも、明るい未来に向けて大きな手応えは感じていた。
はじめてパナマ地峡を眺めたヌニュス・デ・バルモアのように。
べんり菜。
昨秋にすべては収穫せず、春まで待って菜の花になったところを食べた。
さらにそれも多くは残して、花を咲かせ、種を結ばせた。
種の詰まった穂先を刈り取り、ブルーシートに包んで踏みつけると、乾燥した莢はパラパラと種と殻に分離した。
これ、すなわち自家採種。
苺。
安定して6月上旬に市販レベルのものが生っている。お庭がある人にはぜひお勧め。
西瓜。
これはチャレンジ。
苗ですら上手く育てたことのない西瓜を、種から。
こういうカボチャ系の成長の仕方をする作物は、幼少期さえ乗り越えればイケるはずだ。
それが今回順調に来ている。
以上、すべて放ったらかしにつき。
・・・