2008年06月05日

フマール農園 2. チョコボ

2月。
種の入った袋をゴソゴソさせながら、僕は友人にナウマンゾウの話をした。

今朝、新聞を読んでいると、「原宿でナウマンゾウの化石が発見された」という記事が出ていた。
どうやら2万年前までそこに住んでいたらしい。
当時の関東平野はどんな景色だったのだろう?
広々とした深い森を勝手に想像した。

ときどき奇妙な感覚に襲われる。
それは・・・“生き物がいる”という不思議。

200年前までマダガスカルにはチョコボみたいな巨大な鳥がいた。
日本の山には大神がいた。

そんな健全なモンスターが闊歩していた大地は、どんなに“をかし”な世界だったろう?
とはいえ、今でも、空にはツバメが、海にはジュゴンがいるじゃないか(笑)

そんな他愛もない話をしながら車を走らせた。

僕は、ナウマンゾウやチョコボの延長線上に、野菜や果物が育つのを見たかった。
人間の考えるものは、シンプルな予定調和であり、つまりは“すさまじい”。

・・・
posted by from_grassroots at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック